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2025年01月22日 [ゴミ屋敷片付け 横浜]

ビル一棟全体の残置物撤去についての事例

屋上のある地上3階建てビルについて、2階・3階の残置物撤去、1階・2階の物置解体撤去のご依頼です。
遺品整理が行われた後の物件で、屋外に設置された物置と収納物を含め、建物内の残置物すべての廃棄処分を4回に分けて行います。
物件は、2階がワンルーム、3階が4LDKの居住スペースとなっており、1階・2階には倉庫も設置されています。
居住スペースには仏壇が残されているため、これの廃棄についてはおたきあげも実施します。
建物正面にスペースがあるため、搬出用の車両はこちらに駐車した上で作業を行いました。



《作業前の状況》



作業前_2階DK@ 作業前_2階DKA 作業前_2階DKB
2階は賃貸を意識したワンルームですが、現在、冷蔵庫などの家電はそのままに、生活雑貨やごみがないまぜになった残置物が大量に残された物置と化しています。
洗濯機は比較的新しいので、リサイクル品として回収することも検討できそうです。


作業前_3階DK 作業前_3階洋室
一方、家主の主な生活スペースである3階の4LDKにも、大量の残置物が残っています。
これらは遺品整理の段階で出た廃棄物が中心ですが、冷蔵庫などの家電は下取りの可能性もあるものの、それ以外のエアコン・照明器具・カーテンを含む生活雑貨は、すべて廃棄処分として撤去することになります。


作業前_3階和室@ 作業前_3階和室A
和室にも同様の残置物が大量に残っています。
大型のラックや椅子などのほか、アナログテレビ、パソコンなど、すでに使われなくなって久しい電化電品も残されており、これらは家電リサイクル法に基づいた処分が必要になります。
本来倉庫に集められていたであろう資材や作業道具も持ち込まれているため、廃棄にあたっては分別を特に意識する必要があります。


作業前_3階タンス 作業前_3階仏壇
また、和室スペースにはもともと大型のタンスなども残されており、これらの運び出しには多くの人出と労力がかかりそうです。
特に遺品整理で残ったお仏壇は、おたきあげの上で廃棄をする必要がありますから、それまではできるだけ慎重に扱う必要があります。



《作業開始》



今回の物件はビル3階分の空間に、ワンルーム、4LDKという2件分の生活空間が収まるほか、業務用の倉庫スペースも含まれるため、搬出には通常の数倍のマンパワーが求められ、4日間の日程でスケジューリングを要しました。
最終的に搬出した物品の量は、実に80立方mにも及びました。


《作業終了後》



作業後_2階DK 作業後_2階
2階のワンルームスペースです。
残されていたすべての物品の搬出が完了し、広々とした空間を取り戻しています。


作業後_3階玄関
3階の主な生活空間である4LDKの玄関口も靴箱の中身からすべて撤去しました。


作業後_3階DK@ 作業後_3階DKA
煩雑な物品が積み上げられていたダイニングキッチンも、照明も含めすべて搬出しています。


作業後_3階和室@ 作業後_3階和室A 作業後_3階和室B 作業後_3階和室C
重量物であるタンスが収められていた和室も、すべての残置物の撤去が行われました。
重さで圧迫された畳からは中々跡が消えないため、そうした修復の見込みがないものは一緒に廃棄しています。


作業後_1階物置撤去 作業後_2階物置撤去
1階と2階、それそれの屋外に設置されていた物置も解体し、収納物と共に廃棄されました。

以上で4日間をかけたこのビルの残置物撤去作業は完了です。



今回の残置物撤去は、概算で以下のような料金です




・2階残置物撤去
・3階残置物撤去

小計 546,773円 + 消費税10% = 合計 601,450円



大型の物件をリフォームするにせよ解体するにせよ、残置物の撤去には多くの手間とコストが求められます。
施工業者はそうしたノウハウを豊富に持っており、こうした作業を安全に効率よく行うことで、結果的にはコストダウンにつながります。
安全と負担軽減のため、ぜひ専門業者の利用をご検討ください。

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